映画_スーサイド・スクワット ”極悪党"集結(2021)_ジェームズ・ガン監督
https://www.youtube.com/watch?v=THMDBTYNjnA
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンが監督・脚本を手掛けた、DC映画最新作。ハーレイ・クインをはじめとする悪役チームが、減刑をかけて命令に背けば即死、ミッション失敗でも即死という“デス・ミッション”に挑む。ハーレイ役のマーゴット・ロビーのほか、イドリス・エルバ、ジョエル・キナマン、ピーター・カパルディ、ジョン・シナ、マイケル・ルーカー、ヴィオラ・デイヴィス、ジェイ・コートニー、シルヴェスター・スタローンほか豪華キャストが集結する。 2016年にスーサイド・スクワットで映画を作ってるのに、別の監督で同名作品をわざわざ「作り直し」とは異例。前の監督とか、前作主役(で今回は無視されている)のウィル・スミスはどう思っているのだろうかとちょっと気になる。
しかし、連続して見てみると、やっぱりこれは作り直して正解なのかなと思った。
ジェームズ・ガン監督の才能・センスに依るところが大きいと思われる作り。
最初のワーナーのロゴが出てきた時点でニヤリ。
音楽と画面の合わせ方とか、ザ・ボーイズに繋がるゴア描写の感覚とか、ジェームズ・ガンの作品にそれほど詳しいわけではないが、この辺が、この監督の「センス」なのかなと解釈せざるを得ない。 予算は莫大そうなのが見ていてわかった。
自分は、大金を掛けて一見馬鹿なことやっているけれど、実はかなり繊細に考え抜いている、作品は大好きだ。バービーとかマッドマックス怒りのデスロードとか。これもその仲間だと思う。
最近見たApple TV+の「ハイジャック」主演、イドリス・エルバも出ていた。旬な役者さんなのだろう。
それでも、マーゴット・ロビーのハーレイ・クインについてだけは、2016年版の映画の方が衝撃的で良かったかな、と思う。本作で走りながら槍を拾ってちょっとだけニヤリとするところは印象的だったが。 2023/9/3